lovers*story


「こよみ、結局湊丘に入ったんだ?嬉しいなぁ、僕と一緒に学校生活送りたかったの?」



「殴りますよ久城明久」



「僕は一応君の先輩なんだよ?先輩に対しては先輩をつけないと」



「くっ・・・久城先輩」



「もう・・・遠慮しないでよこよみ。いつもみたいに『ダーリン先輩☆』ってよんでいいのに」



「また余計な誤解が生じそうなことをつらつらと・・・」




キーンコーン・・・




「あ」




 忘れてた。音楽室だ。




「久城先輩、では失礼します。先輩もそろそろ教室に戻ったら如何ですか、ね」