「おいっ!胡蝶!」と辻は雨の中叫んでいた 「腹立つわ胡蝶とか言う女!」 天宮城は「二度と来るな」と何処から持ってきたのか塩を店の外にまいていた 「…辻霧彦」 詠は雨空を見上げながら何か嫌な事が始まりそうな足音が聞こえた