文目剣術部【弐】


その時コツコツと誰かが病室に入ってきた

何も見えないが足音だけでそれが誰だかすぐに分かった

「華宮か?」

「よく分かりましたね詠さん」

入って来たのは華宮だった

「んー、なんか歩き方とか華宮っぽかったからな」

詠は天井を見たまま笑みを見せた