「………何かね、杉崎君が私に何か隠してるみたいなの。」 私は大きく一回息を吐いてからそう言った。 「何かって別に実音が気にすることないじゃん。人には言いたくないことだってあるだろ?」 「違うの……隠し事ってのは、私に関することみたいなの。」 「え……??」 夏樹は目を見開く。 「実音に関することって………何なんだ?」 「それが分からないから悩んでるのよ‼」 私は夏樹にツッコむ。 「てか、何で隠し事してるって分かったんだ?」 「実は今日ね―――」 私は今日の放課後のことを話した。