******** そして放課後ーーー 「実音、行くぞ。」 夏樹が私を呼ぶ。 私はコクンと頷いて夏樹の後ろを歩く。 「……夏樹、ありがとう。」 私は照れながら言った。 「どういたしまして。」 ニコッと後ろを振り返り微笑む夏樹。 私は彼の背中を見て考えていた。 これからは1人で抱え込まないで、脅しなんかに負けないで、立ち向かおうと。 「夏樹!!」 私は彼を呼んだ。