生物の担当の先生が来るのが遅くて何とかセーフだった。 「実音♪」 隣から嫌な声がした。 「………何。」 夏樹だった。 「お前……杉崎洸と何してたんだ?」 「別に。お昼寝してただけー」 ほんとにそれだけだ。 「……あいつとはもう、関わらない方が良い。」 「え……??」 夏樹がそんなこと言うなんて珍しい。 「これ……杉崎洸が原因じゃないのか??」 夏樹の手には、今朝の封筒に入っていた紙切れだった。 落としちゃったんだ………