「ちょっと杉崎君!!今授業中ですよ!!教室に戻りなさい!」 と、現国の担当の女の先生が杉崎君へ怒鳴る。 「ちょっとこいつ借りに来ただけなんで。じゃ。」 と、私の腕を掴んで教室を出て行こうとする。 ……夢じゃない……? 私はみんなの視線を浴びながら教室を出た。 「ちょっと待ちなさーい!!!」 女の先生の声がしたけど、杉崎君は無視して私の腕を引く。 私には何が何だかわからなくて、抵抗する間もなかった。