杉崎君は気まずそうに視線を逸らす。 「杉崎君、今日は杉崎君と話したくて夏樹に協力してもらったの。」 「実音と話すことなんか、もう何もねぇーよ。」 杉崎君に冷たい言葉を投げかけられ、涙が出そうになる。 「理由は……何なの?」 「それは……何でもだよ!!」 「……ねぇ、もしかして日高さんに瑞稀さんのこととか何か言われたの?」 私にはそれぐらいしか、心当たりがなかった。 すると、杉崎君は、 「ちげぇーし。」 と、慌てて答えた。 私だって、そこまで鈍感じゃないからわかる。 図星なんだって。