******** キーンコーン… あっという間に昼休みを告げるチャイムが鳴った。 あー…今日の授業、ずっと昼休みのこと考えてて集中出来なかったなぁ… 「実音ーっ!」 雪菜が私を呼ぶ。 「頑張ってね。」 「うん…っ!」 私は大きく頷いて教室を出た。 杉崎君にちゃんと聞くんだぞ、私。 絶対に逃げちゃ駄目だよ、私。 私は自分に言い聞かせながら廊下を歩いた。