「悩んでる訳じゃないし、悩んでたとしても夏樹には相談しない。」 私ははっきり言った。 「はぁ!?こんなに優しい幼なじみ、この世に存在しないぞ!?」 これ、優しいの? ただのお節介でしょ。 「はいはい……分かったから黙って。」 夏樹、他の女子にはそんなに喋りかけないくせに……逆にその、他の女子が羨ましい。 丁度、数学の先生が入ってきた。 「授業始めるぞー。」 はぁ。 やっと落ち着ける…… 私はしっかり前を向いた。