「…もうっ、ほんと杉崎君ったら…」 私はぶつぶつ言いながら着替えた。 「実音ちゃーん、まだぁー?」 「もうちょっと待って‼!」 その時―――― 私は自分の鞄からちらりと見える、写真を見て思い出した。 「これ……聞かなきゃ。」 でも、聞くのが怖い。 『実は俺の彼女なんだよーっ』 とか言われたら絶対に立ち直れないし。 …どうしよ。