「はぁ……」
ため息をつく。
「実音ちゃん♪」
何かさっきと声色の違う杉崎君。
まさか―――
「やっと2人きりだな。」
と私を壁に追い込み、壁に手をついた。
「や、やっとって……私別に2人きりになること望んでなかったし!!」
本当はちょっと嬉しい気持ちもないこともないけど………
初めての体験で胸のドキドキが止まらない。
「本当のこと言えよ。」
「いや、だから私は―――「言わないなら……」
杉崎君が私の言葉を遮る。
「え?」
「言わないなら……キスするから。」
は!?
「それは無理無理!!!!」
杉崎君にセカンドキスまで譲らない!!



