「あのね、明日でバイト終わりなんだ〜」 通学路を歩きながら杉崎君が言う。 「ほんとに?!」 思わず笑みが零れる。 「うん、てか実音ちゃん嬉しそうだね。」 ニコニコする杉崎君を見ると恥ずかしくなった。 「べ……別に喜んでないし!!」 「あはは〜照れてる〜」 私のほっぺたを突っつく。 「だから違うってば!!」 「実音ちゃん顔真っ赤〜可愛い〜」 何か彼カノみたいだ。 私ってもしかしてさ…… ………杉崎君のことが好きなのかも。 私は、自分の気持ちに気づき始めた。