人がどっか行ったのを確認し、わたしは急いでドアに向かった。



ガチャガチャ。


やっぱり…。
ドア、鍵閉められてる!!


このドアは外から鍵を使ってじゃないと開け閉めできないドアらしい。


どうしよう…。
帰れない。


「窓から飛び降りようにも、この教室は3階ですもんね…。」


達也くんがそう言う。


そうだった。この教室は3階。
ってことは…閉じ込められた!!




「これは…朝までこの教室で過ごすしかなさそうですね。」

朝まで!?
待って…しかも2人っきり!?


いゃぁぁぁ!!
どうなんのーー!?