達也くんの方をみると、バッチリ目が合った。 達也くんの顔には、驚きにあふれていた。 「"深山 薫"です。 部活はバスケ部。 よろしく…。」 おもしろいことなんて言えないので、いつも自己紹介は簡単にすませる。 さて、どうしたら達也くんと2人で話せるのやら。 わたしはそんなことばかり考えて、他の人の自己紹介なんて耳に入ってこなかった。