「‥‥‥わ、たしも」 勇気を振り絞る。 一歩だけでも近づきたい。 「‥‥玲だけが欲しいよ‥‥」 わたしの言葉に玲の顔が綻んだ。 身体中が熱を帯びたのを覚えている。 玲の顔が香りが近づいてきて‥‥‥ ゆっくり、唇を重ね合わせた。 やっと、 少しだけ本当の恋人同士になれた気がした‥‥‥。 とめどなく溢れるキミへの想い。 どうしたら、上手く伝わるんだろうね。 *