青いセカイの果て,



「莉奈は俺のこと嫌いなの?」

「えっ‥‥」



「俺といて楽しい‥‥?」


いつの日か、見た切ない顔。



「‥‥嫌いじゃない、好きだよ、れ‥いのこと‥」


名前すらちゃんと言えなくて。


「ほんとに?正直でいいよ」

「ほんとだよ‥!‥‥ただ、玲の存在が遠すぎて‥っ」

「遠い?」


もう、終わりだって思った。

このままじゃ‥‥



「一緒にいちゃいけない気がして‥‥‥っ」


ヤバい、涙でてきそう‥‥



その時だった。


玲に急に手を握られ目の前に掲げられた。


「なっ‥‥「これでも遠い?」





*