ラブレター【短編】

「髙橋さんにそんな顔


似合わない」


そう言って


私の顔に


伝う涙を


先輩の


親指で


ぬぐう





どうして


先輩


私の名前…


「髙橋さんさ


言い逃げは良くないよ


俺だって


覚えてるよ


あの日のこと」


そう言って


先輩は


また、笑った


そして