「今は寝ておられます。ハーブティーをお持ちしたのですが、泣いておられたようだったので…」 「お前、今まで蘭と居たのかよ?」 気がつくと俺は五十嵐の胸ぐらを掴んでいた 五十嵐はそれにも動じずに じっと前を見据えて短くはいと答えた 俺が言おうとすることを察したのか五十嵐はこう続けた 「僕はあくまで執事という役を全うしたまでです」