「えっ!!!」 腕時計を見ると 見事なまでの遅刻だった 残った料理は一真か類が処理(食べる)するだろうから とりあえず学校いってきますっ リビングから一番近い 裏口を抜けて庭に出ると いかにもな黒い外車が停めてあった 「お嬢様っ早く早く!」 「わかってるわよ!」 廻兎にうながされて 焦りつつ車に飛び乗り急発進する