【完】君と流れ星を。

私はもやもやした気持ちが体の中に広がって行くのを感じた。


こんな気持ちはまるで……
まるで……



ドアの前に立ち尽くす私。
聞こえる楽しげな声。

先生は私だけに優しいわけじゃない。

私だけを褒めるわけじゃない。


そんなのわかってる……はずだった。


「先生ありがとうございました。失礼します」


声が聞こえて、私はとっさに数歩下がって『今、来ました』という様子を装った。