【完】君と流れ星を。

たしかに王子っぽいと思っていたから、千尋の手紙で笑いそうになって、私は顔を伏せた。

そして返事を書く。


『私、天文部に入ろうと思ってて、王子(笑)は部長さんなんだよ。話すのが遅れてごめんね!』


その後数回に分けて、いっき先生に入部しないかと言われたこと、澤田くんがいたことなんかを話した。



毎回思うけど、千尋はコントロールがいい。

見事に私の机の真ん中に手紙を落としてくれる。


『こんなこと言っちゃ悪いかもしれないけど、天文部って廃部寸前だって聞いたけど……部員が足りないとかで』


予想外の内容に大きな声を出しそうだったのを必死で飲み込む。