上着を羽織って外に出たものの、私の歩みは迷いがいっぱいだった。 だって何て言えばいいの?! あームリ!! 恥ずかしすぎるし!!!! やっぱ寮に戻ろう……。 外は冬の冷たい空気で満ちていた。 吐き出したため息は白く濁って空へと昇る。 それは私にタバコの煙を思い出させた。 ……とりあえず、会いに行くだけ行ってみようかな。 準備室の方を見ると、澤田くんが言う通り、まだ明かりが灯っている。