* * * * * 休み時間。 今日は2回目の準備室。 トントン、と小さくドアをノックして入ると、先客がいた。 その姿に一瞬、私は後退りしそうになる。 そこにいたのは、噂の裕子先生だったからだ。 「藍原、ちょっと待って」 出ていこうとする私を先生は引き留める。 裕子先生はソファから立ち上がって、いっき先生に大きな封筒を手渡した。 「じゃあ樹くん、さっきの話のはその中に全部入れてあるから」 「ありがとう、裕子」