【完】君と流れ星を。

だけどすぐに大きな手が私の頭を乱暴に撫でて、単純な私は嬉しくなる。


「よくできました」


子ども扱いされてるみたいだけど……まあ、いっか。

準備室に入りながら、ニヤニヤするのが隠せない。


「で、ホントは何しにきたの?」


「え、先生に会いに……」


先生はちょっとそっけない態度。

でも、こんなことでめげてる場合じゃない。


今日の私には1つ目的があった。


私は1冊の本を取り出す。先生がよく見えるように。