【完】君と流れ星を。

先輩が向かったのは屋上に続く階段だった。

普段は外に出られないようになっているが、先輩はそれをさっきの鍵で開けて、手際よくドアが閉まらないように固定した。

そして、大島先輩と澤田くんがダンボール箱を持ってそこ通る。


意外とチームワークがあるみたいだ。



屋上から見る学校は、なんだか非日常的で、自分のクラスの教室の位置すらよくわからなかった。


それより……グランドの明かりがすごくまぶしい。

こんなところで本当に星なんか見れるのかと思う私の疑わしげな視線は、遅れて悠々と歩いてくる先生に向かった。