【完】君と流れ星を。

想像すらできない。

お母さんに似てるならなおさら、どんな複雑な心境だったのか。



「俺も色々とあって、落ち込んだ時もあったけど、樹と約束したんだ。『逃げないで向かい合う』って。
 
それから樹は梨紗と幸太との距離を少しずつ戻していった。

それはかなり、あいつにとって辛いことだったけど、ゆっくり、少しずつ、受け入れていったんだ。

樹にとって、幸太は梨紗と同じくらい大事な存在だったんだから」


マスターは一度大きく息を吸い込んで、私の目を見つめた。

私は黙ってうなずく。



この続きの話をしても大丈夫だよって。