【完】君と流れ星を。

その歌を聞いて、俺はそんな風に思えるんだろうかと心配になった。


いつか心から幸せを願える日が来るんだろうか。

それができなかったら、人としてどこか欠陥があるんじゃないか。



わけのわからない焦燥感で、アクセルを強めに踏む。

トンネルのオレンジ色のライトや対向車のヘッドライトが流星の様に後方に過ぎ去っていく。



そんな風にして、いつもより早く着いてしまったから、タバコを1本吸って、俺はインターホンを鳴らした。