【完】君と流れ星を。

俺は意味をまったく理解できなかった。

どこか遠い国で戦争がありましたっていうニュースの声のように聞こえた。


黙ったまま俺の代わりに先生が口を開く。


『梨紗、それは確定的な話なんだな?確率的じゃなく』


『うん、病院行ったから』


『そっか……どうするつもりなんだ?』


いつも説教ばかりの先生なのに、声も荒らげず、静かに質問する。


これが大人ってやつなのか、と混乱する頭の中で考えた。