【完】君と流れ星を。

近くに寄る。

1歩近づくごとに、心臓の音が大きくなる。


「ほら、今日の講師料は?」


えっと、それって……って、え?!

気がつけば、また腕の中。



ドキドキする。でも不思議と心地いい。



私は静かに先生のおでこに口付けた。




また期待してしまう。

これがからかわれているだけじゃないってこと。



ほんの少しでもいい。

今はほんの少しでもいい。


ほんの少しだけ、望ませたままでいさせて欲しい。