【完】君と流れ星を。

でも、気持ちはわかる。

北大路先輩が化学準備室で先生と楽しそうに話してたとき、私は今の先輩と同じ感情を抱いた。


「でも……」


そう言いかける彼女は、キレイでかっこいい先輩じゃなくて、恋をしている1人の少女で、なんだか私は、今までのことを忘れて、好感すら持ち始めていた。


「信用できないですか?」


「……」


「私が、好きな人は……いっき先生なんです」


先輩は少し驚いたような顔をしたけど、安心したのが表情ですぐわかった。