【完】君と流れ星を。

さすがに席に座ってちゃまずいよね。


私は掃除用具がしまってあるロッカーの影に身を潜めて、音を立てないように、静かに教室を見渡す。

些細な空気の揺れさえも感じ取れるほどに、私は緊張していた。



どれくらいの時間がたっただろう。

突然、すーっと音も立てないような速さでドアが開く。


風がドアに向かって流れる。



……誰かが入ってきた。