【完】君と流れ星を。


――


放課後の教室。

次々と教室を出て行くクラスメイトを見送りながら、私は少しぼんやりしていた。


さてと、どうしよかな。


梅雨の時期の部活は、毎週金曜だけにするらしい。

だから月曜の今日はお休み。


「どうする気なの?」


澤田くんの声がして顔を上げる。


「何が?」


「今朝の犯人」


「うん、待ち伏せしてみる」


この教室にまた来そうな気がするんだ。

ただの勘だけど。


「俺もいる」


「ううん、大丈夫」