【完】君と流れ星を。

校舎と校舎をつなぐ廊下。

雨漏りをしてるせいで、ところどころに水溜りができている。


「紗奈?!どうしたの?」

私を止めるのは千尋の声。
なんでこんなとこにいるのかなぁ……。


「や、何でもない」


「何でもなくないでしょ」


休み時間はもう少しある。

千尋に話すいい機会かもしれない。



私が好きな人のこと。


千尋は笑わずに聞いてくれるかな。


「やっぱ、話、聞いてくれる?」


「もちろん」


私たちは、近くの使われていない教室に入って窓際の机に座った。