【完】君と流れ星を。

寮の自分の部屋に戻っても、私はまだドキドキしていた。

どうしてかはよくわからない。


新しいことの始まりが見えたから?

先生に見つめられたから?


ただひとつ分かっているのは、これが嫌なドキドキじゃないってこと。


私は実験室の夕陽に切り取られた先生の顔を思い出して、自分の気持ちに少し戸惑う。



少し外を眺めてから、部屋の小さな窓を閉めて、私は寮の食堂に向かった。