【完】君と流れ星を。


――


土曜日、14時前、駅前。

梅雨も一休みしている今日は、すっかり晴れて夏みたいだ。


待ち合わせしているのはカップルばっかり。

やっぱ、私と先輩もデートに見えるかなぁ。

そう思うと何となくそわそわしてしまう。

しかもこれを見られたらマズい。

言い訳できない。



14時ちょうど、先輩が歩いてくるのが見えた。

手を振る様子はホント、王子だ。


ほら、私の横で待ちぼうけしている女の子が先輩の方チラチラ見てるし。


「ごめん、待たせちゃった?」


「大丈夫です」


デートっぽい会話に私のそわそわ感はさらに上昇してしまった。