【完】君と流れ星を。

それが伝わったのか、先生は私から視線をふっと外すと笑顔で向き直った。


「昇、望遠鏡のメンテ頼むな」


先生に『のぼる』と呼ばれて返事をしたのは大島先輩だ。


「わ、わかりました。しばらく使ってなかったですからね」


「じゃあ、今日はここまでにしましょう」


伊集院先輩がそう言って戸締りを始めたので、私も手伝うために窓の方へ向かう。