【完】君と流れ星を。


「……澤田くん、星好きなんだね」


「なんだよ、いきなり」


「星が好きだから天文部にいるんでしょ?」


「いや、なんていうか……あいつにはめられたんだよ」


あいつって多分いっき先生のことだよね?

私が不思議そうな顔をしていたのか、澤田くんは少し困ったような顔をして、頭をかいた。


「あいつさ、ああ見えて、課題については結構厳しいじゃん?」


「うん」


確かに毎週課題のプリントがある。


「あいつの授業、午前中だから課題受け取れないんだよね」


午前中はさぼりが多いもんね。


「そしたらあいつに『天文部に入ったら部活のときに課題を渡してやる』って言われたんだよ……」