【完】君と流れ星を。

部屋着で寝癖もそのままなのに……。

恥ずかしさで私は下を向いた。


「お、おはようございます」


すぐに部屋に戻ろうと向き直った私の手を先生がつかむ。


「紗奈?どうしたの?」


「ね、寝癖ついてるし……部屋着だし……」


「だし?どうしたの?」


先生はまたいぢわるな顔をしている。


キスのこともあって、私は先生の顔もまともに見れなかった。

先生にとってはなんでもない出来事だったのかな。


「寝癖を直しにきたんでしょ?どうして部屋に戻ろうとするの?」


先生に詰め寄られて、いつの間にか壁際に追い詰められていた。