初めて見た天の川は、雲のようだった。
初めて流れ星を見たのは、先生の隣だった。
初めてのキスの温もりは、おでこにまだ残っている。
……初めて知った痛みも、まだ胸の中にある。
痛みが今日という日が夢じゃなかったことを証明している。
深い夜は更け、ほとんど眠れないまま朝日が部屋に差し込んだ。
……全然眠れなかった。
顔でも洗って目を覚まそうと、私は洗面所へと向かった。
まだ早いし、誰も起きていないと油断していた私はすぐに後悔することになる。
「おっ紗奈!おはよ!」
先に先生が洗面所にいた。
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