【完】君と流れ星を。


「見えるよ。星が落ちてきそうなくらいだよ」


そう言う伊集院先輩はとっても楽しそうで、かっこいい先輩が笑うから私は少しドキドキしてしまう。

先輩は本当に星が好きなんだろうな。


「藍原さんは星が好きなの?」


爽やかな笑みで尋ねられて私は『先生に無理やり』と言う事に少し気が引ける……けど、言わないわけにいかないよね。


「今日は先生に誘われて来たんです。だから私、星の事とか詳しくなくて……」


二人の先輩が困った顔をするかなっと思ったけど、なぜか伊集院先輩は笑顔だ。


「すぐに入部決めなくてもいいから、とりあえず金曜もここに来てくれない?」


先生はちょっと強引だからねと先輩は付け加えて苦笑い。

ちょっとじゃないよなぁっと思ったけど、私はとりあえず一緒に苦笑いしてみる。