ちょっと寂しくなってきた……。
先生も海斗先輩も、写真を撮っていた大島先輩も部屋に戻ってから私は少しずつ後悔し始めていた。
あきらめておけばよかったかも……でも今更やめるにやめられない。
「はぁー」
大きなため息が、虫の声と風でざわめく木々の音と暗闇の中に消えた。
ざっ、ざっ、ざっ……
足音が聞こえて私は身構える。
「まーだ起きてたのか?」
「う、先生……。だって、流れ星見てないもん」
クスクスっと先生が笑う声が聞こえた。
またバカにされてる!
「お姫様、ちょっと俺とデートしてくれませんか?」
「はい?」

