【完】君と流れ星を。

私は静かにドアを閉めて、優しい色の明かりが灯る廊下へ出た。


鼻歌を歌い出しそうなくらいの気分だった。

なんだかちょっと澤田くんと仲良くなれた気がする!


浮かれていた私は、すぐ前に迫っていた影にすら気がつかず、その影にまともにぶつかってしまう。


「ご、ごめんなさい!」


「なーに浮かれてんだお前は」


慌てて見上げると、先生がちょっと怒ったような顔をして立っていた。


「浮かれてないです!!」


「いーや、浮かれてたね。鼻歌を歌い出しそうなくらい浮かれてただろ」


ば、ばれてる……。