「お前、せっかく女子部員が入ってくれるってときになんて事言うんだ!」
「いってーな!俺には関係ねーだろ」
そんな二人のやりとりを、伊集院先輩も大島先輩も慣れた様子で見守っている。
とりあえず私は伊集院先輩に聞いてみることにした。
「いつもこんな感じなんですか?」
「そうだね。先生と澤田くんはいつも元気だよ」
先輩は笑顔で答えてくれているけど、なんか不安になってきたかも……。
先輩の答えもちょっとズレてるし……。
変な部に来ちゃったのかなぁ、私。
そんな私を見かねたのか、大島先輩が口を開いた。
「ぶ、部長、活動内容を説明してあげてはいかがでしょう」
「そうだね」
そう言って伊集院先輩は、私に椅子を勧めた。

