【完】君と流れ星を。

ご飯を食べ終わって、私は思い切ってオーナーに声をかける。


「すみません、キッチンを貸してもらえませんか?」


「どうしたの?」


「澤田くんにおかゆとか雑炊とか、何か作ってあげられたらって思って」


「いいよ。食材も好きなの使っていいから」


私は優しく微笑むオーナーにお礼を言って、キッチンへ案内してもらった。


「よし!」


私は1人、気合いを入れて残ったご飯で雑炊を作ることにした。

そして、できあがったばかりの雑炊をお盆にのせて2階へと上がる。


不安定な体勢でノックをして、耳をすますと「はい」と小さな声がした。