【完】君と流れ星を。

ドアが開く音がして、オーナーがお盆を抱えてやってきた。


「はーい、アイスティー入れたから飲んで」


それから私たちはアイスティーとクッキーを頂きながら、色んな話を聞いた。


昔、天文部にいた先輩のこと、この辺りで見れる鳥や花のこと、近くに池があることなんかを聞いている間に、部屋に差し込む日の色はオレンジ色になっていた。



晩御飯を用意すると言ってオーナーが席を立ったのを合図に、海斗先輩と大島先輩は外に出て行った。

気がつけば部屋には先生と2人きりになっている。


「紗奈……」


急に名前を呼ばれて、私は先生を見た。