【完】君と流れ星を。


「部長やってる3年の伊集院です。よろしくね」


そう言ってはにかんだ様に笑ったのは、とっても優しそうで、そしてなんと言ってもカッコいい男の子だった。


「ふ、ふ、副部長やってる2年の大島です。」


伊集院先輩に見とれていた私を少し高い声が現実に引き戻した。

ちょっと言い方は悪いかもしれないけど、眼鏡をかけてて、ひょろっと細くて、色が白くて……オタクっぽい……かも。


っていうか、ふ、ふたりだけ?


そんな私の不安な考えを見抜いているように、先生は私に笑いかける。


「もう1人いるんだぞ。もうすぐ来るか――」


先生が言い終わる前に男の子が黙って入ってきて窓際の席へさっさと座った。



それは、澤田くんだった。