「ご褒美として飲み物おごってやろう。何がいいんだ?」 私は子供みたいに喜んだ。 先生からもらえるものは何でも嬉しい。 「あっ、これがいいです!」 「げっ……甘そうだな」 私が差し出したいちごみるくの紙パックを嫌そうに受け取る先生。 「甘いからおいしいのに」 先生はしかめっ面のままだったけど、私はいつになく上機嫌だった。 早起きは三文の得ってね。