【完】君と流れ星を。


「彼女とは幼馴染なんだ。家も近くて、幼い時から小学校、中学、高校と一緒でね。だから違うんだよ」


と話したところで、大島先輩といっき先生が入ってきた。


先生の手から、何かが印刷された紙がみんなに配られる。

『合宿のしおり』とかわいらしい文字で書かれたそれには、宿泊先の住所、電話番号、先生の携帯電話の番号、そして地図が載っていて、地図には☆マークで行き先が示されていた。


「……しおりっていうか、ただの連絡先じゃねーか」


いつの間にか入ってきた澤田くんがみんなの言葉を代弁してくれた。

先生はにこにこ笑いながら、澤田くんにデコピンする。


「ってーな!!」


「はい、じゃあ、土曜の朝8時正門前集合だからな」


おでこをさすりながら澤田くんはキッと先生を睨んでから定位置に座った。