Clumsiness+2+




「大丈夫か?光梨…」




振り向いて聞いてくれたときには、あの慣れた優しい声で。


あたしが好きだった、あったかい声。



聞いた途端に涙が出てくる。



もう一度、その優しい顔が見たくて

どんなに後悔したか
どんなに泣いたかわからない。